児童・学生向け

06_わったー未来!!(高校生対象)

実施年度

令和元年度

目的

生徒が主体的に将来を選択できるようなプログラムを提供します。また、生徒がより「働くこと」を自分事として考えられるよう、事後学習で活用できるワークシートを提供し、より充実した事業実施を目指します。

実施内容

各学校の要望に応じてテーマや形式を定め、卒業生や社会人を招いて講話やバネルディスカッション、ワークショップ等を実施します。社会人や卒業生を招き、これまでの経験·気づき·思いなどを聞きながら、将来を多面的に捉え、社会との繋がりを意識し、前に進むきっかけとなるような機会を設けます。

対象(令和元年度)

うるま市内の高等学校7校で実施(対象学年:1-3年生)
・具志川商業高等学校1~2年生    ・沖縄高等特別支援学校1~3年生
・石川高等学校1年生         ・中部農林高等支援学校1~3年生
・具志川高等学校2年生        ・前原高等学校1~3年生
・与勝高等学校1年生

モデルケース

実施日:令和元年12月11日
対 象:沖縄県立具志川高等学校2年生(16名)
形 式: 講話・ワークショップ
テーマ:未来×仕事×創る
講師:赤嶺 謙一郎(NO MARK株式会社 代表取締役)

「未来×仕事×創る」をテーマに、生徒が自らの将来や仕事について考え、未来・仕事を「創る」という視点を持ち、「好きなこと、得意なこと」等を考えながら、進路選択の視野を広げられるようなきっかけ作りの場とする。

アンケート結果(令和元年度・一部抜粋)

※令和元年度 うるま市内高校7校 対象生徒に向けてのアンケート
 事前アンケート集計 2123名/2315名(回収率92%)  事後アンケート集計 2008名/2315名(回収率87%)

生徒の感想

○先輩たちの話を聞いて、自分も高校生の時に頑張って自分の好きな仕事をしたいです。あいさつ、相談、報告、時間を守ることが大切なことが分かりました。
○働くという事は学校生活と違い、自発的に行動し、責任も大きくなっていくと知りました。大学に進学するにも家庭的な事情等で進学できなくなる場合があるので、周囲の人と適切にコミュニケーションをとろうと思いました。
○自分の長所をよく考えて仕事を選ぶことが大切だと分かったし、学校生活でやったことは社会に出ても繋がるので一日一日を大切にしていきたいと思いました。
○これから自分が何をすべきか、将来何をしたいか考えることができた。また、働くことの意味も分かり、とても良い機会になりました。
○先輩方が色々教えてくれたおかげで将来に対しての不安が少しなくなった。いつ頃から取り組めばいいか等が分かったので頑張ろうと思った。

所感・考察

お金の使い道など、ライフプランについての質問では、事前・事後で比べると、肯定的な回答が約17%向上しました。出演者(特に卒業生)が、進学や資格取得にかかるお金の使い方について話してくれたことが意識向上に繋がったのでないかと考えられます。生徒にとっては、身近な先輩・卒業生から話を聞くことで、ライフプランについてより現実的・具体的に捉える機会になったことがうかがえます。また、自己理解・自己管理能力に関連する質問では、約20%の意識向上が見られました。出演者の方々に、どのように進路選択したか等、自己決定し、行動に移すことの大切さについて話していただいたことが生徒の刺激になったのではないかと考えられます。

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