お金の学習

09_初めての一人暮らしセミナー(高校生対象/希望校)

実施年度

令和2年度・令和3年度

目的

進学や社会進出に必要な知識等を学び、実際の生活に生かせるプログラムを提供することで、高校卒業後に自立して生活できる知識を学ぶことを目的とする。

実施内容

外部講師を招き、金融セミナー・家計管理セミナー等を通して、家計の考え方や契約、大学生活や就職等についての注意事項を含めたプログラムを実施する。

実施校(令和3年度)

沖縄県立具志川高等学校3年生(希望者)
沖縄高等特別支援学校3年生

連携機関

沖縄県金融広報委員会

モデルケース

1.具志川高等学校
実施日:令和3年12月8日
対 象:具志川高等学校3年生(希望者)
■慶田城 裕氏 「一人暮らしに必要なお金とお金で失敗しないために」
■潮田 明美氏 「一人暮らしに必要なお金と契約トラブル」

2.沖縄高等特別支援学校
実施日:令和3年12月14日
対 象:沖縄高等特別支援学校3年生
■岸本 トモ子氏 「社会に出る前に知っておきたいお金の使い方」

アンケート結果(令和3年度・一部抜粋)

※令和3年度 初めての一人暮らしセミナー 対象生徒に向けてのアンケート
 事後アンケート集計 68名/68名(回収率100%)

生徒の感想

○意外と身近に契約のトラブルなどがあることがわかったので、すこしでもおかしいと思ったら相談することが大切だと改めて感じた。
○18歳で成人を迎えるにあたって、お金が関わる契約などの責任は自分自身で負担することの重大さを学ぶことが出来た。
○18歳に成人年齢が下がることで危険な目にあうことも増えると思うので、自分の身は自分で守るという気持ちをより持つようになりました。
○トラブルに巻き込まれずに生活するためにお金のことについてもっと知る必要があると思いました。何かあればすぐ消費者センターに電話したいと思いました。
○お金の大切さとキャッシュ系のメリット、デメリット1つ1つを理解して、お金を使いこなせるように頑張ります。

所感・考察

沖縄県金融広報委員会と連携して実施。今年度は2校から実施希望があり、生徒の進路や興味関心によってセミナー内容を決定。講師は「お金との付き合い方」や「お金で失敗しないために」をテーマに、一人暮らしで必要なお金や、一人暮らしと実家暮らしの支出額を比較しながら伝えていた。 また、「お金のトラブル」についてもお話いただき、若年層が巻き込まれたトラブルを実例に出し、契約の危険性を伝えていた。興味深そうに反応を示す多く見られ、身近に考えることができている様子だった。成人年齢引き上げのタイミングもあり、契約トラブルやお金の使い方について伝える機会となった。

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